研修プログラム
■ プログラム概要
時期により習得すべき技能や知識の目標を設けた専門研修を行っています。
1年目 :大学病院にて、癌を中心とした泌尿器科の基本的知識や技能を習得する。
2、3年目:関連病院にて、技能の実践や良性疾患を含めた幅広い分野を経験する。
4年目:大学病院に戻り、若手指導やより専門的な研修を行う。
5年目:泌尿器科専門医取得。
専門医資格取得後:各人の目標に合わせ、大学院進学やさらなる臨床能力の研鑽、開業などの選択肢がある。
【実際のケース①】
6年目に大学病院で研修をしつつ大学院に入学
【実際のケース②】
6年の研修を終了後、7年目に大学院に入学
■ 多様なケース
モデルプログラムを軸に各人の希望や状況を考慮し、多様な選択肢を提示できることも当科の魅力の一つです。以下に一部を示します。
【A】6年の研修後に、がんセンター中央病院で癌を中心にさらに研修を積んだケース
癌以外にも不妊治療や女性泌尿器疾患、小児医療など、強く興味をもった分野をより深く研修していくことも可能です。
【B】初めから開業を目標に研修を行ったケース
泌尿器科専門医として必要な知識や技術を取得しつつ、地域に根ざした医療をより学べる施設を中心に研修を行います。
【C】研修途中に女性医師が産・育休を取得したケース
産・育休を取得しながら専門研修を継続することが可能です。現在5年目の先生のケースです。
研修の実績
新専門医制度が始まる以前より、4年間のプログラム研修を実施しています。大学病院、大規模な関連病院、小規模な関連病院をローテーションすることで、様々な疾患を経験しながら、各個人の興味やスキルに応じた研修をオーダーメイドで構成しています。出身地、出身大学も多岐にわたりますが、大学の垣根もなく、それぞれが充実した研修を実施しながら、すべて泌尿器科専門医試験に合格しています。
4年間の研修を終えた後も、それぞれの専門分野でのスキルアップができるよう長期間のローテーションをしています。大学院進学や、国内や海外の留学など、様々な進路に対応できるような研修を心がけています。
<2011年からの入局者数(出身大学)>
2022年 3名(筑波大学、福島県立医科大学)
2021年 2名(筑波大学、昭和大学)
2020年 8名(筑波大学、福島県立医科大学、弘前大学、宮崎大学、東海大学、山形大学)
2019年 2名(自治医科大学、香川大学)
2018年 4名(筑波大学、福島県立医科大学、愛知医科大学、東京女子医科大学)
2017年 3名(筑波大学、秋田大学、三重大学)
2016年 3名(筑波大学)
2015年 2名(筑波大学)
2014年 2名(筑波大学、山形大学)
2013年 2名(岩手医科大学、山口大学)
2012年 2名(筑波大学、富山医科薬科大学)
筑波大学腎泌尿器外科・関連施設情報
国際医療福祉大学病院
指導責任者 内田 克紀
指導医数 4名(日本泌尿器科学会専門医・指導医 2名、同専門医 1名)
日立製作所日立総合病院
指導責任者 堤 雅一
指導医数 3名(内 日本泌尿器科学会認定指導医 3名・専門医 4名)
水戸済生会総合病院
指導責任者 宮永 直人
指導医数 3名(日本泌尿器科学会指導医 2名・専門医 2名)
茨城県立中央病院
指導責任者 島居 徹
指導医数 3名(内、日本泌尿器科学会認定指導医・専門医 3名)
筑波メディカルセンター病院
指導責任者 菊池 孝治
指導医数 2名(日本泌尿器科学会専門医・指導医2名)
筑波学園病院
指導責任者 西嶋 由貴子
指導医数 3名(日本泌尿器科学会専門医・指導医2名)
つくばセントラル病院
指導責任者 佐藤 健
指導医数 2名 (日本泌尿器科学会専門医・指導医4名)
霞ヶ浦医療センター
指導責任者 鈴木 正彦
指導医数 2名(日本泌尿器科学会専門医・指導医2名)
龍ヶ崎済生会病院
指導責任者 武島 仁
指導医数 2名(日本泌尿器科学会認定指導医・専門医 2名)
ひたちなか総合病院
指導責任者 吉井 慎一
指導医数 3名(日本泌尿器科学会認定指導医・専門医 3名)
西南医療センター病院
指導責任者 末富 崇弘
指導医数 3名(日本泌尿器科学会認定指導医・専門医 3名)